画像を拾ってみた
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近未来とかよくわからない世界とか
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【人工神女クシナダ】
クシナダ「博士、おはよう御座います。」
博士「おはよう。クシナダ。調子はどうだい?」
クシナダ「はい。博士のお陰でとても良いです。ありがとうございます。今日も頑張りますね。(ニコリ)。博士の期待に答えられるように・・・・・・。ところで博士、今日の予定は何ですか?(ニコニコ笑顔で問いかける」
博士「それは良かった…!でも無理はするんじゃないぞ。今日は昼は講演会の予定と、その後は何時も通り研究を行うよ。」
クシナダ「わかりました!ではお仕事頑張ってくださいね。私はその間に、研究所内を散歩していますから(ニコリ)。あ、そうだ。そろそろ昼食の時間ですね。何が食べたいか考えておきますね。じゃあ行ってきまーす。(パタパタ……)」
博士「ははは!元気だね。何かあったらすぐに連絡するんだぞ!」
クシナダは外見は10歳の少女、中身は女神である。博士によって生み出された人工女神と呼ばれる生命体であり、この研究所のマスコット的存在でもある。
普段は研究所内の研究員達と楽しく過ごしているが…何時か「爆弾」を起こさなくてはいけない。そのために彼女は作られたのだから。
博士「ただいま。クシナダ。散歩はどうだった?何か良い事あったかな?教えておくれ。」
クシナダ「おかえりなさい。博士。えへへ。ちょっと面白い事が有ったんですよ。後で話しますね。まずは昼食にしましょう。それから午後の研究ですよね。今日も宜しくお願いしますね(ニコリ)。さて、何をリクエストしようかしら……。」
博士「ほうほう。それは楽しみだ。私は蕎麦でも食べようかな。クシナダも何でも頼みなさい。食べすぎはいけないよ。」
クシナダ「はぁ〜い。それじゃ私、天丼を食べたいな。天ぷら大好きですもの。エビフライやイカリングも良いわよね。うふふ♪どれにしようかな……?」
博士「(楽しそうに悩んでいる様子のクシナダを見て、微笑ましく思う博士であった)それはそうとクシナダ、面白い事とは何があったんだい?」
クシナダ「ああ!そうでした!実は今日、研究所内に迷い込んできた猫がいたんですけど、その猫ちゃんが可愛い子猫で……思わず連れてきちゃいました。ほら!(抱っこしていた子猫を見せる)みゃあみゃあと鳴いて甘えて来て可愛かったです。」
博士「く、クシナダ!食堂に仔猫を持って来てはいけないよ!…食事は研究室で食べよう。……全く…その猫を飼いたいのかい?」
クシナダ「いいえ。残念ながら飼えないのです。だって……この子は実験動物ですもの。可哀想だけど……元の場所に返してあげないといけませんね。でも……暫くは一緒に居ても大丈夫ですよね?」
博士「……クシナダ!勝手に実験動物を持って来るんじゃない!…居て良い訳が無いだろう。食事が終わったら返しに行くよ。」
クシナダ「…………はい。わかりました。……ごめんなさい……博士。……私が間違ってました。……ごめんね……(悲しげに俯く。目には涙を浮かべている。そして猫は驚いて暴れ出す。)……あっ!駄目っ!……待って!!」
猫「にゃー!!(ピョンッとジャンプすると窓から飛び出してしまう。慌てて追いかけようとするクシナダだが、足がもつれて転んでしまう。窓の外を見ると、既に猫の姿は無かった)」
博士「ああ…何て事だ。クシナダ、とりあえず猫は助手に探させるから食事をしよう。」
クシナダ「はい……博士……(しょんぼりしている。とても悲しそうだ。泣きそうな顔で椅子に座り、手を合わせて『いただきます』と言って食事を始める。黙々と食べる。時々、チラっと博士を見る。)……あの……博士?」
博士「怒っていないよ。ただ、動物達は決まった場所で管理されている。勝手に外に出してはいけないんだ。(君と同じ様にね…。)」
クシナダ「はい……わかっています。でも……どうしても放っておけなくて……。(シュンとして落ち込んでいる。目には涙が溜まっている。)博士……私、これからどうしたら良いのでしょうか?(困ったような表情で博士を見つめる」
博士「クシナダはどうしたいんだ?」
クシナダ「私は……あの子に何も罪は無いと思うから、何とか助けてあげたいな……と思ってます。……ダメ……ですか……?(うるうる目+上目遣い。とても不安げな様子。祈るように両手を合わせ、お願いポーズをする。まるで神様に祈っているみたいだ。)」
博士「助けるとは?あの猫は研究所に囚われた不幸な猫と言いたいのかい?」
クシナダ「いえ……そういう意味ではありません。私は……ただ……あの子を救ってあげたいだけなのです。……博士、どうかお許しください。(目を閉じ、神に祈りを捧げるような仕草で答えを待つ。祈る先はきっと……創造主である博士であろう)」
博士「救うとは、具体的には?どうすればあの猫は救われると思う?」

クシナダ「ええと……そうですね……あの子を自由にしてあげる事が出来れば……と思います。何処かに逃がすとか……。それが無理なら、せめて飼い主が見つかるまで面倒を見る事は出来ないでしょうか?もちろん、私に出来る範囲で頑張ります。お願いします。博士(頭を下げる」
博士「しかしあの猫は研究所の研究のために必要な猫だ。あの猫は他の誰かの幸福のためにこの研究所に居るんだよ?それを奪うと言うのは彼等の不幸に繋がるとは思わないかな?」
クシナダ「確かにそうかもしれません。でも……だからこそ、幸せになって欲しいのです。それに……あの子が幸せになる為には、まず私が幸せにならないといけません。その為には、まずはあの猫ちゃんを自由の身にしてあげたいのです。……お願いします。博士、どうか許可を下さい」
博士「……論理としてはギリギリ破綻はしていないな。だが、それはクシナダのエゴではないのか?クシナダが幸せになる事は大切な事だよ。だが…そもそも自由の身になるのがあの猫の幸せなのか?」
クシナダ「それは……。(言葉を失う。どうすれば良いのかわからず、ただじっと考え込む。)でも……でも……。(何か言いたいけど言えない様子。辛そうな顔をする。やがてポツリ……と呟く。)私は……あの子の事が……好きになってしまったのです。だから……」
博士「…っ、はっはっは!そうか。やっぱりあの猫を飼いたかったんじゃないのか?」
クシナダ「ち、違いますよ!(焦りながら否定する)そ、そんな事ありません!わ、私は……あ、あんな猫の事なんて……別に……嫌いです!(真っ赤になりながら答える。ツンデレ風に。)もう!博士!からかわないで下さい!」
博士「ふふ、素直になればいいのに。じゃあ飼わなくて良いんだな?許可を取ってやろうと思ったのに。」
クシナダ「ええ!飼わなくても結構です!……あっ!いえ!その……飼っても……いいです……よ……(もじもじしながら恥ずかしそうに言う。耳まで赤くなってる。)……は、博士……意地悪です!酷いです!」
博士「ははは!じゃあ明日、あの猫を引き取ってあげよう。」
クシナダ「はい!ありがとうございます!(嬉しそうな笑顔で返事をする。パァッと花が咲いたような明るい表情に変わる。)良かったぁ!これであの子も自由に暮らせるね。ああ……本当に良かった。(ホッとした表情を浮かべる。安堵のため息をつく。)」
だが、その後クシナダと猫が出会う事は無かった。猫は研究所の外に出てトラックに跳ねられ死んでしまったのだ…。
博士は心苦しくなりながらも事情を伝える事にした。
博士「……と言う事なんだ…。クシナダ、すまない…。」
クシナダ「…………っ!!……ああ……(声を殺して泣く。目に涙を浮かべている。しばらく泣き続ける。やがて泣き止むと涙を拭き、無理して笑う。)博士、気にしないで下さい。あの子は……猫は死んだんですね。わかってます。仕方が無いですよ……。」
博士「クシナダ、悪かった…。(ぎゅっとクシナダを抱き締める。)クシナダ、命とは儚く消える物なんだ。ある日突然。だからこそ、その時が来るまで大切にせねばならないんだ。何時かは私もキミも死ぬ。それまで、私は君との日々を大切に生きるよ。君も大切な人のために一生懸命今を生きなさい。」
クシナダ「はい……博士……。(泣きながら答える。)私、精一杯生きてみます。博士と一緒に。……だから……博士、ずっと一緒に居てね?約束だよ?(涙目で見つめる。)」
博士「ああ。勿論だ。ずっと一緒だよ。クシナダ。(指切りをする。)」
クシナダ「うん!(ニッコリと微笑む。とても幸せそうだ。)」

それからも博士とクシナダは幸せに暮らした。いつまでも仲良く。そして、いつか来る死という別れを迎える時まで……だが、その時は突然やって来た。
研究所がとある組織に寄り襲撃にあったのだ。博士も傷を負い研究所はパニックになった。
博士「くっ…うぅ…。(白衣が血塗れになる)」
クシナダ「博士……しっかりしてください……博士……(必死に声をかける。震えている。博士の肩を支える。博士は苦しげに呼吸している。顔色が悪い。)博士、大丈夫ですか?(心配そうに見つめる。博士の手を握りしめ、励まそうとする。)」
博士「……クシナダ。」
クシナダ「博士!喋らないでください……お願いします……。(ボロボロ泣いている。泣きながらお願いする。)博士、私を置いていかないでください……。お願いします……。私を一人にしないで……。お願いします……。(懇願する様に叫ぶ。祈るように両手を合わせ、目を閉じている)」
博士「愛している。」
クシナダ「え……?(驚く。)博士、何を言って……?(呆然とする。)まさか……最期の言葉……?嫌です!待って!お願いします!博士!博士ー!!!(絶叫する。悲痛な叫びだ。博士を揺さぶるが反応は無い……だが、その瞬間クシナダは女神として覚醒する。黒髪が金色に染まり、瞳の色が赤色に変わる。身体中に金色の光を放つ。そして光が収まるとそこには美しい女性がいた。)……あ……あぁ……(自分の姿を見て動揺する。だがすぐに落ち着きを取り戻す。)これが……本当の姿……?凄い……」
組織の戦闘員「手をあげろ!!全員抹殺する!!貴様らは世界の異端だ!!!滅ぼす!!(銃を向ける)」
クシナダ「……(無言で睨む。)貴方達は間違っています……。私は……いえ、人類はもっと幸せになるべきなのです……。そう……私はこの世界を幸福へと導くために生まれて来たのですから……(慈愛の笑みを浮かべる。優しい声で語りかける。)」
組織の戦闘員「黙れェッ!!!死ねぇッ!!!(発砲する。銃弾は命中したが無傷だった。)ば、馬鹿な!?(狼驚し後退りする。)何者なんだ?お前は……?(恐怖に怯えながら問う。)」
クシナダ「私は人類の守護天使……いえ、女神です。貴方達には罪があります。よって、罰を与えましょう。(冷酷な表情になり、冷たい口調で告げると、右手を前に出す。すると、手のひらから光の剣が現れた。)私は慈悲深いのです。だから……痛みを感じる前に一瞬で殺してあげます…。」
組織の戦闘員「ひぃ……ッ(逃げようとするが足が動かない)た、助けてくれぇ!死にたくない!頼む!何でも言う事を聞く!金でも女でもやる!だから……ッ!(涙目で命乞いをする。しかし……)」
クシナダ「許しません。(冷たく言い放つ。)貴方は今まで多くの人達を傷つけてきました。それは許されない事でしょう。だから……償いなさい(冷酷な表情のまま言うと、静かに近づき、躊躇無く心臓を貫く。)……さよなら。(相手の首を切り落とす。)……これで良いのよね?」
そう亡骸となった博士を見下ろして問い掛けるが、返事は無かった。クシナダは博士の遺体を抱えて泣き崩れる。そして、そのまま動かなくなった。
こうして、世界は平和になった。だが、クシナダの心は壊れてしまった。愛する人を殺され絶望したのだ。
それからクシナダは長い年月、悲しみと喪失感と虚しさを感じながら政府の手から逃れ彷徨っていた。
クシナダ「博士……私を一人にしないで……。寂しいよ……。寒い……。もう……疲れちゃった……。(泣きながら呟く。)……ああ……私もそっちに行きます……。博士、また会いたい……。(フラつきながらも立ち上がり、崖の方へ向かう。そして、落ちようとしたその時……」

そこに現れたのは博士と同じ顔をした青年。博士の弟だった。弟はクシナダを抱き締める。
そして……クシナダは自分が人工女神である事やクシナダという人格は仮初めの存在だという事を弟に話して聞かせる。弟の名はシンと言った。
彼は博士に作られたクローンで、やがて二人は惹かれ合い恋仲となる。そして、結婚し夫婦となって幸せに暮らした。クシナダは人並みの幸せを知った。だが、その幸せは長くは続かなかった。
ある時、シンとアパートで過ごしていた時だった。
クシナダ「ねえ、シン。」
シン「なんだい?クシナダ。」
クシナダ「愛してる。」
クシナダ「愛してる。(微笑む。幸せそうだ。だが、次の瞬間クシナダは命を落とす。)」
シン「……えっ?な、なんで……?(呆然としている。)ど、どうして……?(混乱している。)嘘……。そんな……嫌だ……」
実はクシナダは他者に「愛してる」と口にすると死ぬ呪いをかけられていたのだ。その為、クシナダは死んだのだ。それを知って愕然となり泣き崩れる。
その後、シンも後を追うように自殺した。自殺する際、クシナダの遺体を抱いて飛び降りた。
422/6 12/17(Sun) 13:06:15M
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ギムレット「ん……ここは…。」
気が付くとそこは四方が灰色の壁と床に囲まれた牢屋でギムレットを含む三人の男が全裸で閉じ込められていた。
ソル「気が付いたか。俺はソル。こっちはベイユだ。…俺も気が付いたらここに閉じ込められてたんだ…。」
ベイユ「私はベイユです。私も気が付いたらここに……」
ソル「まずは自己紹介しないか?俺はソル。普段は新聞記者をしているよ。」
ベイユ「私はベイユと申します。普段はカフェのウェイターをしております。」
ギムレット「僕は…ギムレット。…僕の職業は…。……僕は……何者なんだろう……?」
ソル「記憶が無いのか!?」
ギムレット「いや、名前は覚えているよ。ただ、自分が何者かが思い出せないんだ」
ベイユ「ややこしい事になりましたね…。うん?」
すると、天井からどさっとパンと袋詰されたほかほかのシチューが一人分落ちて来る。
ソル「これは…シチューとパンだ!でも…一人分だな?三等分するか…?」
ベイユ「いや、このパンは私一人で頂きたい。」
ソル「はあ!?」
ギムレット「シチューはいらないの?」
ベイユ「ええ。私はパンとシチューだけで充分です」
ソル「いやいやいやいや!!!だからこれは一人分しか無いんだよ!なんでお前、独り占めしようとしてるんだよ!?」
ベイユ「しかしこれを三等分しても腹は膨れません。余計に腹が減るだけでしょう。でしたら戦って奪い合いしますか?私は構いませんが。」
ソル「それも嫌だよ!でも、これしかないんだからしょうがないだろ!!」
ギムレット「早くしないと冷めちゃうよ…?」
ベイユ「ならこうしましょう。一人が食べる、残りの二人は争わない。これでどうでしょう?」
ソル「くっ……。しょうがないな……」
ギムレット「じゃあ、どうやって食べる人間を決める?」
ベイユ「普通に、じゃんけんで良いのでは?」
ソル「よし!じゃんけん!パー!」
ベイユ「チョキ」
ギムレット「ぐー」
ソル「あいこでしょ!チョキ!」
ベイユ「パー」
ギムレット「ぐー」
ソル「決まらねえな!じゃあまず、ベイユ!俺と勝負だ!じゃんけん!!グー!」
ベイユ「チョキ」
ソル「よっしゃあ!俺の勝ちッ!次はギムレット!じゃんけん!パー!」
ギムレット「グー」
ソル「よっしゃあ!俺の勝ちィ!!(シチューとパンを奪い取る様にして食べる!)美味ぇ〜〜!!!!」
ベイユ「お見事……」
ギムレット「(羨ましそうに見ている。)」
ソル「ふー!腹いっぱいだぜ!……ん?」
次はばさっと男性用の下着上下が落ちて来たが、それも一人分だ。
ソル「今度は下着だ!これも一人分かよ…。どうする?これもじゃんけんで決めるか?」
ベイユ「私は結構ですよ。どうぞお二人で決めてください。」
ソル「ええ…。お前裸でいいのかよ。」
ベイユ「そう言う訳ではありませんが、それなりに暖房も効いてますし、とくには。」