日記@Vuelta  
【12/Jan/2014 -> 8/Feb/2014】
  休止してました。ご迷惑をおかけしました。
  近々、執筆者・閲覧者の分離制度とか、ガイドラインとか、作ります。
下へ | 掲示板に戻る | 全読 最新20 | ご案内 | 管理者に連絡 | 画像だけ見る | リメイク

1 07/18(Mon) 15:05:42W (png/27KB)
本を全っっっく読まない俺がちょっとずつ読書家を目指す日記
ハローそうそう俺だよ俺!
小難しい文章を読もうとすると目が滑りまくって全然頭に入ってこないから
ちょっとずつ活字に慣れる為今日から読書日記をつける事にしたよ!

出来るだけ読んだ本の感想を書きたいけど
文章は読むのも書くのも苦手な上に
アホだから深い読み方が出来ないので「おもしろかった」「すごかった」
で済ませちゃうかも!とりあえず頑張る

最近見た映画とか漫画とか日常の事も書くかもしれない。よろしくね
[終了ずみ]
2 07/18(Mon) 15:31:43W (jpg/20KB)
読書日記を始める事を決めたはいいものの何から読めばいいかわからんちん・・・
古典文学から読めばいいのかな、でも絶対頭に入ってくる気がしないし・・・
と悩んだ結果、やっぱり興味あるジャンルから手を出した方がいいよね!と思い
ネットでホラー小説を色々買い込んだよ先日の俺!オラワクワクしてきたぞ。
という訳で読書日記一発目に選んだ本はこれ!
【祝山(いわいやま)/加門 七海】
『あらすじ/
 ホラー作家・鹿角南のもとに、旧友からメールが届く。ある廃墟で「肝試し」をしてから、奇妙な事が続いているというのだ。
ネタが拾えれば、と軽い思いで肝試しのメンバーに会った鹿角。それが彼女自身をも巻き込む戦慄の日々の始まりだった。
一人は突然の死を迎え、他の者も狂気へと駆り立てられてゆく――。』


いやー!面白かったよね!!
文章がわかりやすくて俺でもサクッと読めちゃう上に内容もしっかり怖くて大満足です。
肝試しをした人間が祟りにあうっていうもう何遍見たか知れないようなホラーにありがちな題材なのに
恐ろしすぎて途中一回読むのやめちゃった・・・王道ネタって王道に成り得る理由があるよね・・・
俺は創作色が強い怪談よりも、「本当にあるかもしれない・・・」と思わせるような地味で身近な恐怖の方が割りと好きなので
こういうホラー小説は俺の嗜好にかなりストライクなのでした。
3 07/18(Mon) 16:38:49W (jpg/30KB)
引き続き二番目に読んだ作品がこれ!
【夜市(よいち)/恒川光太郎】
『あらすじ/何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた――。』


一応日本ホラー小説大賞受賞作に選ばれた作品なんだけど
内容はホラーというより幻想小説といった類の本で
現実的で身近な恐怖を書いた祝山を読んだ後だったから最初世界観の切り替えに戸惑ったりしたんだけど
それは最初だけで読めば読み進めるほど引きずりこまれるように世界観に没入する事ができたよ!
物語では野球選手の才能を手に入れてたけど神絵師の才能とかも売ってるのかな・・・
ひとつください!対価として俺の在庫本をあげるから!
同時収録の「風の古道」も良かったー良かったよー
レンさんに会いに俺も古道を探していいかな
そんで一緒に旅籠に泊まったりしてなグフフ

綺麗で切なくて不思議な余韻が残る超良い本でした!
4 07/19(Tue) 18:39:00W (jpg/229KB)
無限ループってこわくね?
【玩具修理者(がんぐしゅうりしゃ)/小林 泰三】
『あらすじ/一度壊れたものを何でも直してくれる玩具修理者。こま、凧、ラジコン、そして死んでしまった猫まで、一度バラバラに分解してから掛け声をかけると、何事も無かったかのように動き出す。
ある日、誤って弟を死なせてしまった私は、親に見つかる前に玩具修理者に直してもらうようお願いに行くが…。』



ようぐそうとほうとふ!
ようぐそうとほうとふ!
ぬわいえいるほうてぃーぷ!・・・
・・・なんだこの悪夢のような本・・・

まず、表題の玩具修理者の話がかなりパンチ効いてて
描写がグロい上にオチも読めるものの
じわじわ湧いてくる嫌悪感がホラーとして心地良くすげー楽しかった!
でもそれ以上に圧倒されたのが同時収録の『酔歩する男』で
始終なんだこれ・・・なんだこれ!?って思いながら読んでたよ!
作中でキャラが物理学や量子学を熱心に解説してくれるも
学校での物理の成績は2だったため全く意味がわからなかった俺が
理解できた範囲で簡単にストーリーを説明すると
「過去に死んでしまった女の子を助ける為に主人公とその親友が時間間隔を司る脳の器官を破壊して
タイムトラベル能力を手に入れようとするも、
今日から明後日へ、明後日から一昨日へ・・・といった感じに眠るたびに意識がランダムな時間軸に飛ばされる体質になってしまった」
みたいな話で、
主人公は老人になった未来に来たかと思えば
次の日は胎児だった過去に飛ばされたりの毎日に疲れ果て
自殺をはかろうとするも死ぬ瞬間にまた意識が時空に飛ばされるもんだから
絶対に死ねないっていう・・・
何だよそれえ・・・つまり絶望って事じゃんかやだよおおお怖いよおおお

昔ネットで「人は死ぬと死ぬ直前に体感時間が無限に感じられる」という話を見かけて
ねーよと思いつつ想像したら怖すぎて軽く眠れなくなった事を思い出した
一瞬の眠りで長い夢を見たり、危機に瀕すると走馬灯が見えたり、スポーツで究極の集中状態に陥るとボールが止まって見えたり、
人の脳ってすごいよな・・・無限大の可能性秘めすぎておそろしいよな・・・

まだ頭と胃がぐるぐるしてる!すげー面白かったです!後々もっかい読みたい
作中の台詞に出てきた「アット・ザ・マウンテン・オブ・マッドネス」という映画は
「マウス・オブ・マッドネス」が元ネタかな?と思ったらやっぱりそうみたいだった
いいよねあの映画俺も大好きだ
5 07/20(Wed) 19:32:05W (jpg/175KB)
にゃんたんのゲームブックは俺のトラウマ
【クリムゾンの迷宮/貴志 祐介】
『あらすじ/藤木芳彦は、この世とは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を、深紅色に塗れ光る奇岩の連なりが覆っている。
ここはどこなんだ?傍らに置かれた携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。
「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された……」それは血で血を洗う凄惨なゼロサム・ゲームの始まりだった・・・。』


設定はよくあるデスゲームものなんだけど
あまりチープさは感じないのは作家の力量によるものなんだろなあ
貴志祐介は『黒い家』を過去に一度読んだことある程度だけど
黒い家と比べるとこっちは若い子にも受けそうなライトな作風で、
勿論いい大人の俺が読んでも飽きることなくサクッと一気に読む事ができたよ!
(人肉おいしい!的なカニバル要素はあるものの、直接的な痛々しい描写はないのでグロ苦手な人でも大丈夫・・・じゃ・・・ないかもしれない)
しかし俺は記憶力がないのでこういう一気に登場人物が出てくる作品だと
一度で覚えることができず後々何回も人物紹介のページを見直すはめになるんだ・・・
こいつ誰だっけ?あ、主人公だったわ!ってなる事もしばしばだよ!ヤバイ!

読み始め、どんなスケールのデカい展開が待ち受けているんだろう!!とあれこれ想像膨らませてドキワクしてたら
現実的な範囲で収まる真相だと知った時はちょっとだけ拍子抜けしたり
オチが物足りなくてもうちょい説明ほしいなー!とも思ったりもしたけど
今考えるとこれはこれで良かったかもなと思えるので別に良いんだそれは

ただ一つ文句言いたいのがさあ!
あんな喰うか喰われるかの命掛けのゲームに参加させといて肝心の賞金が500万ぽっちってどういう事なの!!ドケチ!!
なんなの?ゲーム部分に金かけすぎて予算オーバーしちゃったの?
毒蛇を無駄に19種類も用意したりするからだよ!しかも一匹一匹に凶暴化する薬物注射してたり手間かけすぎる・・・
楽しかったんだろうなあ(企画するとき)

ともかくエンタメに徹してて暇つぶしに持ってこいな一冊だった!
貴志祐介の本もっと読みたいね!
6 07/21(Thu) 23:27:30W (jpg/134KB)
【墓地を見おろす家/小池 真理子】
『あらすじ/新築・格安、都心に位置するという抜群の条件の瀟洒なマンションに移り住んだ哲平一家。 
問題は何一つないはずだった。ただ一つ、そこが広大な墓地に囲まれていたことを除けば……。 
やがて、次々と不吉な出来事に襲われ始めた一家がついにむかえた、最悪の事態とは……!?』

かーちゃんが「この本すごく怖かったのよ」ってオススメしてくれた本!
俺は昔からエレベーターが嫌いで、前の団地に住んでたときも
一人で乗るのはなんとなく避けるくらいだったんだけど、
この本読んでますますエレベーターが無理無理かたつむりになりました!

まず周りに墓地と寺と火葬場があるという点を除けば抜群に条件が良いマンションに引っ越してきた一家、
という始まりからもう嫌な予感しかしないし
地下に住人が使える倉庫があるんだけど階段繋がってなくてエレベーターでしか行き来できないっていう設定も
おいおいヤベエよヤベエよフラグだよそれって感じで
俺が物語の住人なら即座に主人公一家にアンタらここからとっとと引越しな!!って忠告できたんだけど
勿論俺は安全圏(三次元)からページをめくってるだけの一読者でしかないので
これから身の毛もよだつほど恐ろしい体験をするであろう彼らを見守る事しかできないのがはがゆかったね

案の定、中盤で登場人物たちが地下倉庫に取り残され恐ろしい目にあうっていうシーンがあるんだけど
動かないエレベーターのボタンを何度も押しながら皆が恐怖でパニックになってる最中、
唐突に管理人(50代)のスカートが風でめくれて淡いブルーのパンティがむきだしになるという描写が挟まれ
笑うとこでは無いんだろうけど思わずふふってなってしまったよ

次々引っ越してく住人達に対し悪霊達はさほど引き止めるそぶりも見せずそれを見送っていたのに
マンションの住人が主人公一家のみになった途端
主人公一家の引っ越し先の家を焼き払い、ドアを完全に塞ぎマンションに閉じ込め、
マンションに通りかかった関係ない人間達を殺しまくる等
急に悪霊としての真価を発揮してきてなんなんだよ!って感じだった理不尽すぎてめっちゃこわい

そしてラストが本当に・・・うう・・・
あの後を想像するとあまりにも救われなすぎて・・・
・・・冒頭で死んだ鳥の魂(作中でちょいちょい忠告しにきてくれた)
が良い所で助けに来てくれる期待もしてたがそんな事はなかったぜ・・・

かーちゃん!ありがとうオススメしてくれて!これからはぜってーエレベーターのらねえ!
7 07/22(Fri) 23:14:37W (jpg/18KB)
やったー!待ちにまったポケモンGOだー!ヒャッホーって思いながら
冷やしたペットボトルと帽子と日焼け止めを装備して外に繰り出したはいいものの
一時間経っても一匹も現れずいっぱいかなしい ちなみにここは沖縄の田舎村
お香使ったら何匹か捕まえる事はできたけど
そのお香も手持ちが二個しかないからすぐに無くなっちゃったのよね

仕方なく家に帰り読書を再開したよ
ホラー小説を連続的に読みすぎて悪夢にうなされるようになってきたので
箸休め的に選んだ本がこれ

【ねにもつタイプ/岸本 佐知子】
『内容/コアラの鼻の材質。郵便局での決闘。ちょんまげの起源。新たなるオリンピック競技の提案。「ホッホグルグル」の謎。
パン屋さんとの文通。矢吹ジョーの口から出るものの正体。「猫マッサージ屋」開業の野望。バンドエイドとの正しい闘い方―。
奇想、妄想たくましく、リズミカルな名文で綴るエッセイ集。』

「読んでも一ミクロンの役にも立たず、教養もいっさい増えないこと請け合いです」
という紹介文に惹かれて読んだよ
フフ・・・特に感想出てこないなこれ・・・
一気に読むとちょっとしんどいけど、割と好きかもこういう脱力する本・・・
トイレに置いておきたい

あそがみの過去ログ見てたら小説の話してたみたいでくやしー!
あそみ達のおすすめ小説知りたいなー
新しい本棚買いたいなー
明日はレアポケモン捕まえられるといいなー
8 07/26(Tue) 00:29:17M (jpg/134KB)
ポケGOが楽しくて読書日記が停滞しちゃう(´;ω;`)
画像は俺が一生懸命育ててるポケモン達!

でも読書も全くしてない訳じゃなくて、
今貴志祐介の天使の嘲りをちょっとずつ読み進めてるよ!
この本...すげえ...すげえ面白い...

あとこないだ京極の巷説百物語を読んでほしいって言ってくれたあそみありがとー!
今買いだめしてる本を全部読み終わったら絶対読ませていただきます!ありがとう!
9 07/29(Fri) 15:22:03W (jpg/63KB)
ポケモンマスターとしての生活を謳歌してたけど
レベルが上がるにつれボールの数が追いつかなくなり現実に戻ってきたよ
イナカタウンにもストップ増やしてください・・・お願いします・・・
もう暑いからって車使って歩数稼いだりしないから・・・

【天使の囀り(てんしのさえずり)/貴志 祐介】
『あらすじ/北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。
 恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、
 新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、
 あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。
 さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。
 アマゾンで、いったい何が起きたのか?
 高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか?』

上のレスで天使の嘲りと書きましたが正しくは天使の囀りでしたお詫びして訂正申し上げます!
この本については前々からネットで評判を聞いてたから
それなりに覚悟して読んだものの内容が俺の予想を遥かに上回る衝撃度であやうくトラウマになりそうだった
生理的嫌悪感をこれでもかと言うほどつつかれて
読み進めるにつれ食欲がどんどん失われていくのを感じたよね(ご飯もりもり食べながら)
それくらい抵抗感が湧く描写が多いのに
ページをめくる手は止まらなくてすげえ・・・この圧倒的な読ませる力すげえ・・・

キャラクターもいいよね!
まず主人公がすごく聡明で優しく愛情深い人で
俺が最も憧れるタイプの女性だったから登場してすぐに好きになったよ
中盤から出てくる線虫専門家の依田先生も
一見ぶっきらぼうで非人情派な人間に見えて実は繊細で優しいとか
もうそんなギャップ好きになっちゃうやつじゃん!?
だからこの二人がいい感じになった時俺は周りで口笛吹いて回りたいくらい嬉しかった
それなのに俺の暗澹とした不安に応えるかのように
終盤・・・わかってた俺わかってた・・・けどつらい

中盤でセミナーにどっぷりハマる内向的なギャルゲー好き青年も
嫌な事や不都合な事があるとすぐに忘れてしまうか都合よく解釈してしまう
精神的な幼さがなんだか俺を見ているようで胸が痛かったね
もし俺がこの世界の住人だったらこの青年と同じくセミナーにハマり
あやしげな肉を食わされ天使の囀りを聞くようになり
逆カプってよく考えたら結構良いじゃん!何で今まで気づかなかったんだろ!逆カプ最高ー!!対抗もいいよね・・・ってなって
暗い部屋で逆カプの本をムシャムシャ食ってたかもしれない

作中では専門的で小難しい文章が多くてついていけなくなったりもしたけど
こんだけ医学的・論理的な裏づけを並べ立てられると「本当にこういう事がありえるかも」と思わせられてしまうよね・・・
圧倒的な知識で話に説得力を持たせるって誰でもできる事じゃないよな凄いなー

あまりにおぞましくて最高に面白い本でした!読み終わったらかーちゃん(グロ苦手)に貸そうと思ってたけどやっぱ貸すのやめとくね!!
10 07/30(Sat) 19:42:52W (jpg/479KB)
みなしごハッチは俺のトラウマ
【雀蜂(すずめばち)/貴志 祐介】
『あらすじ/11月下旬の八ヶ岳。山荘で目醒めた小説家の安斎が見たものは、次々と襲ってくるスズメバチの大群だった。
昔ハチに刺された安斎は、もう一度刺されると命の保証はない。逃げようにも外は吹雪。
通信機器も使えず、一緒にいた妻は忽然と姿を消していた。
これは妻が自分を殺すために仕組んだ罠なのか。安斎とハチとの壮絶な死闘が始まった―。』


蜂こええええええええ
蜂こえーーー!

帯にはサバイバルホラーと書いてあるけど叙述ミステリー要素も含んだ作品だったよ!
中盤までの主人公vs蜂の死闘は主人公の必死さや緊張感が伝わってきて手に汗握るもんがあるけど
たまに「お前実は余裕あるんじゃないの!?」って言いたくなるシーンもちょくちょくあって
なんだかB級ホラーコメディ映画を見てるようで楽しかった!!

蜂に怯えガレージに逃げ篭もった主人公が蜂への復讐を誓い、
ガレージにある物をかき集め対蜂用に完全武装するシーンは
さながらゾンビ映画によくあるホームセンターでの対ゾンビ武装シーンのようで興奮したね
(映像化したら絶対一番盛り上がるシーンになると思う)

ラストの「実は○○だったんです!」などんでん返しも悪くないけど
そこまでウオオー!!すげえー!!ってなるトリックでもなくて
どうしても中盤までのルンバに熊のぬいぐるみを乗せておとりにしたり、
ラケットで蜂を次々に叩き落しジェノサイドしたりの蜂との熱い攻防の方が楽しかった印象

でもページ少なくて短時間でサクッと読めるからなんとなく蜂に詳しくなりたいってあそみにはおすすめです!蜂の雑学盛り沢山だよ!
ぼっけえきょうてえと姑獲鳥の夏オススメしてくれたあそみありがとー!!
どっちも読んだ事ないからわくわくする!京極夏彦好きなあそみ多いのかしら
姑獲鳥の夏でググったら性的な男の人のイラストでてきた やだ・・・この人だれ・・・好み・・・
11 07/31(Sun) 23:43:17W (png/586KB)
宮城島に寄ったので写真をうpるね
今読んでる筒井康隆の旅のラゴスの雰囲気にあってる気がする
つってもまだ数ページしか読んでないんだけど!
塩工場の無料見学もやってて気になったけど今日は行けなかったよ残念
次また時間ある時に来たいな
ところで過去に投稿した日記の編集ってできないのかしら
過去の感想書き直したい・・・
12 08/05(Fri) 14:59:00W (jpg/42KB)
あついねあそみちゃん
こないだ信号待ちしてる時、習字セットやら絵の具セットやらの荷物を大量に抱えて帰ってる小学生を見かけて
ああ夏休みなんだなあ・・・としみじみ感じたよ
俺はものぐさだから最終日に大荷物をまとめて持って帰ってたなぁ
腕にくいこむ荷物の地獄のような重さも明日から夏休みが始まるというワクワク感であまり気にならないんだよね

【旅のラゴス/筒井 康隆】
『北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。
集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?
異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編』


多分壷のまとめでおすすめされててなんとなく気になり購入した小説です!
恐らくとても有名な作家さんなんだろうけど俺本当に普段小説を読まなから
名前を聞いても著作が一切頭にでてこず、
先ほどグーグル先生に聞いて初めてこの方が時をかける少女とパプリカの原作者であると知りびっくらこいた
時かけとパプリカって原作者同じなんだ・・・まじか・・・俺どっちもアニメしか見てないけど両作とも好き・・・

この旅のラゴス、ロマンに溢れた素敵な本だった!すごくいい・・・俺も旅に出たい
旅に出た主人公ラゴスの一生を年月を重ねながら順に追っていく作品なんだけど
このラゴスが持ち前の人柄の良さから行く先行く先で老若男女に愛され
ある村では王様としての身分を与えられたり
ある時は悪人に捕らえられ奴隷の身に堕ちたりもするけど
それも知識を活かす事で有力な立場にまでのしあがり生き延びる事ができたり
とにかくすげーカッコよくて素晴らしい人なんだけど
ただ自分の帰りを待つ本命の女性がいるのに別の女性と結婚したり、
未亡人をベッドに誘ったり、人妻とチューしたり・・・は、正直もやもやするとこがあって!
ううでもそうやって旅先で色んな女性達と出会い関係を持ちつつも
それに縛られる事なく一心に旅を続けるとこに男性は憧れを感じるんだろうな
でも・・・でも・・・俺的には一途でいて欲しいっていうか・・・
あっだけどラゴスが男に「俺と一緒に暮らしてくれ」って迫られた時は普通にテンション上がったし暮らしちゃえって思った!所詮クソ腐女子よ

壁の原子とからだの原子の隙間同士を通り抜ける事で壁抜けができる男が、
良家の娘に夜這いをかけようと夜中部屋に忍び込んだら
そこにまっぱで寝ていたラゴスのいちもつを見て驚いた拍子に壁と一体化しちゃう話があって
面白かったけど俺も中学のとき原子を通り抜けようと壁殴ってた事あったな・・・って黒い歴史を思い出した

段々読書のペースが遅くなってるけどまだまだ読むよ 次はパラサイトイヴ!

上へ
本スレッドは古いので終了しました。ログの保存はどうぞお早めに。