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05/24(Wed) 10:49:48?
【14冊目】京極夏彦「数えずの井戸」 あろうことか出版社品切れ(絶版?)だったので入手するのに少々時間がかかってしまった… おいおい〜又市も出てる江戸怪談シリーズだぜ〜と思ったがかくいう俺も―― 余り―――。 嵌らなかった―――。 始めから終盤まで展開が遅いというか、あらゆる物事が停滞してる感じで、 始めに「関わった者全員が死亡もしくは行方不明」という結果が提示されてなければ、読み進めるモチベを維持できなかったかもしれん… 菊は冒頭の伝え聞きで死んだとされてるけど、俺は生きて幼なじみの三平と遠くへ逃げてひっそりと生きてるという、そういうオチだと最初から信じて読んでいたよ そんな結末を読むために最後まで急いで読んだよ… …
いやこれ又市出なくてもよくないか?? ラストも又市と徳次郎の述懐ではなくちゃんと主要人物目線で書いてほしかったぜ むしろそこがクライマックスなんじゃねえの?! 主膳は最後播磨に告白するべきだったんじゃねえの??!(ワンチャンしたかもしれないが…) 播磨がいきなり覚醒した理由もわからん…これはちゃんと読み込めば読み解けるやつかもしれないけど… 自分の望む結末じゃなかったからブーブー言ってる奴だ俺… でもよお誰も幸せにならないメリバですらないなんてあんまりだ;;(メリバ好き)
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