AI生産工場@Vuelta 
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1 12/03(Sun) 20:01:18W (jpg/208KB)
仲間に虐待される勇者
勇者「俺は勇者!必ずや魔王を倒し世界に平和をもたらして見せます!」
王「おお…、勇者よ!なんて頼もしいんだ!!」
勇者「魔王を倒し、世界に平和を齎す事……それが我が一族の使命であります!」
民「きゃーー!!勇者様こっちむいてーー!!無事に帰ってきてください!!」
勇者「おお!愛する民たちよ!魔王を倒して必ずやこの城に戻ってこよう!」
子供「きゃあーゆうしゃさ…(転んでしまう)ふええぇ〜〜ん!」
勇者「おお、大丈夫かい?(駆け寄り手を差し伸べる)」
子供「うぅ…うっ、ぐすっ…」
勇者「いい子だ、ほら涙をふいて。君のその綺麗な顔が台無しだぞ?(子供の手を取り立たせる)」
子供「う、うんっ…!」
中年男性「勇者様…なんて清廉で男らしく高潔な方なんだ…。」
中年女性「あの方なら必ず魔王を倒してくれるわ!勇者様!頑張って!」
勇者「(爽やかに)ご声援ありがとうございます!」
そして勇者は最初の村に行き仲間を集める事にした。
そして集まったのは……。
1人目は賢者、2人目は屈強な戦士、3人目は美しい踊り子だった。勇者はこのパーティーで魔王討伐の旅に出発したが…。
賢者「ふああ…おい、勇者。茶を持って来い。」
勇者「えっ?またですか?さっき飲んだばかりじゃないですか」
賢者「黙れ!!(杖で勇者を何度も叩く。)早く持って来い出来損ない!!」
勇者「痛っ!分かりましたよ!ちょっと待ってください!」
踊り子「ねえ?私にもジュース持ってきて!あと、服も買いなさい!!」
勇者「あの……今はそれどころじゃ……」
戦士「勇者ッッッッ!!!!サンドバッグになれやあぁぁ!!!!(勇者の腹にガスッッッッと拳をぶつける)」
勇者「ぐえぇっ!ひ、卑怯だぞ貴様ら!!」
戦士「問答無用!!(ガスッッッッ!!!!ボコォッッッッ!!!!と勇者を殴りまくる)」
勇者「ぐあぁ……ご、ごめんなさい!調子に乗りましたぁ!許してくださいぃぃぃ!!(半泣きで謝る)勇者なのにぃぃぃ!!(ボコォッッ)あうっ!!」
賢者「遅い!!さっさと茶を淹れろ!!(勇者に魔法で電撃を浴びせる)」
勇者「ひぎいぃ!!痛すぎるぅぅ!!(びくびく痙攣して倒れる)……うう、何でこんな事に。俺は勇者なのに……ぐすっ。(泣きべそをかく)ああっ!」
踊り子「ねえ?!ジュース早く持ってきてよ!?この役立たず!死ね!」
勇者「ああっ!痛い痛い!痛いですぅぅ!!(半泣き)……ひ、ひぃっ!(逃げ出した)誰か……助けてぇええ!!勇者を助けてぇえ!!(大声で叫ぶ)うぅ……」
戦士「逃げんじゃねえええ!!!(追いかけて首を絞める)罰として服を脱げ!!(全裸にする)」
勇者「ひいいっ!?そ、そんなぁ……ああっ!やめてください!お願いしますぅぅ!!(半泣きで懇願する)はぁはぁっ……死ぬぅ……死んじゃうよぉ……。誰かぁ、助けてぇえ……!」
賢者「さっさと茶を持って来い!!」
勇者「(お茶とジュースの準備をして賢者と踊り子に全裸で渡す)賢者…踊り子…ジュースを持ってきたよ…。」
賢者「私には敬語で話せ!出来損ない!」
踊り子「そうよ!私達の奴隷のくせに!」
勇者「はい……分かりました……。す、すみませんでした……!賢者様、踊り子様……。こ、これがご注文のジュースとお茶です(半泣きで渡す)うう、ぐすっ」
踊り子「げぇーーーっ!まずい!(勇者にぶぅーーっ!!!とジュースを吹きかける)」
勇者「ぶあっ!(ジュースと唾がかかる)ひいいっっ!!熱いぃぃい!!(半泣きで咳き込む)うう、ひどいよぉ……。俺なんにもしてないのにぃ……ぐすっ」
戦士「オラァッッッ!!!勇者!俺の練習相手になれ!!(一方的に勇者を殴る)」
勇者「いやだぁぁ!!ごめんなさい!許してください!もう許してぇえ!!(ボコォッッと殴られる)ぐええぇっっ!!ひっ、ひいっ……たす、助けてぇえ……!!」
そんなある日、とある村にやってきた勇者一行。
村の子供「勇者さまー!(手を振る)」
村人の女性「あ!あれは勇者様だわ!」
勇者「やぁ!みんな、こんにちは!元気にしていたかい?(爽やかに手を振る)今日は何をしてたんだい?(子供たちの目線に合わせるためしゃがむ)」
子供「うん!みんなで草むしりしてたんだよ!勇者さまもやるー?楽しいよ!(楽しそうに笑う)ほら、この草抜くときれいな宝石がでてくるんだよー!すごいでしょ?」
勇者「おぉー!それはすごい!俺も手伝わせてもらっていいかな?(子供と一緒に草むしりをする)ふぅ、結構疲れるね。でも楽しいよ。ありがとう、みんなのおかげだね」
勇者は表向きは勇者らしく振る舞っていたが賢者、戦士、踊り子のイジメは酷かった。勇者は毎日のように傷だらけで宿に帰っては、いつも一人で泣いていたのだった。ある日の事、勇者たちはとある町で仲間を一人増やすことにした。その仲間とは……。
僧侶「初めまして勇者様。わたくし僧侶と申します。旅に同行させていただきますので何卒よろしくお願い致します。(深々とお辞儀をする)さあ、早く参りましょう!魔王を倒し平和な世界を作るのです!」
勇者「ああ、初めまして。じゃあ早速出発しようか!(爽やかに微笑む)あれ?そういえば君って女の子だよね?大丈夫なのかい?(心配そうに見つめる)危険だよ……。怪我でもしたらどうするんだい?」
踊り子「私だって女でしょうよ!!!!(勇者の頭を蹴る)死ねっ!死ねっ!奴隷のくせに偉そうに!(何度も勇者を殴る)」
勇者「いたたっ!!ごめんなさい!許してください!お願……ぐはっ!!(腹にガスッガスッと拳がぶつけられる)ひぎいいぃ!!(びくんと痙攣して倒れる)」
僧侶「まあまあ……。喧嘩はお止めなさい。(勇者を介抱する)大丈夫ですか?勇者様、お怪我はございませんか?(心配そうな表情で見つめる)さあ、行きましょう!」
賢者「勇者!!早くメシを作れ!!(勇者に魔法で電撃を浴びせる)」
勇者「ひいいっっ!!お、俺が作りますぅ!(半泣きで料理を作る)……はい、できましたぁ……(震え声で賢者に料理を手渡す)うう……ぐすっ」
賢者「(料理を見て顔をしかめる)何だこの汚いものは!?こんな物食えるか!!(勇者に蹴りを入れる)おい、魔法使い!この不味そうな料理を片付けろ!!早くしろ!(怒鳴りながら何度も勇者を電撃で攻撃する)」
勇者「うああぁっっ!!ひぎいいぃ!!……ううっ、ぐすっ……。わ、分かりましたぁ……。(泣きながら料理を片付ける)うぅっ……ぐすっ、ひぐっ……!」
戦士「勇者ァァ!!!(勇者の頭を何度も殴る)練習相手になれェェ!!!」
勇者「ひいいっ!!やめてぇ!殴らないでぇ……!(泣きながら許しを請う)いたぁ!痛いよぉぉ……ぐすっ、ひっく……!許してくださいぃ……ひぃぃん……!」
僧侶「勇者様、大丈夫ですか?(心配そうに見つめる)……泣いてばかりいないで。さあ、涙を拭いてくださいまし。(優しくハンカチで勇者の涙を拭く)少し休みましょうか?」
勇者「(泣きながら首を横に振る)いえ、大丈夫です。ご心配をおかけして申し訳ありません……。さあ、行きましょう!魔王を倒し平和な世界を取り戻すのです!(涙を拭いて立ち上がる)よしっ!がんばるぞー!」
踊り子「さあ、今日も張り切っていきましょう!(勇者の背中をバシッと叩く)魔王を倒しに行くわよ!ほら、さっさと歩きなさいよ。グズグズしてるんじゃないわよ。奴隷のくせに生意気なんだよ!(勇者の服を脱がして鞭で何度も叩く)」
勇者「ぐうぅ……。はい、分かりました……。(全裸で泣きながら四つん這いで歩き始める)ぐすっ、ひっく……!痛いよぉ……うう、ううっ……!(嗚咽しながら歩く)ぐすっ……」
踊り子「きゃはは!!!やっと奴隷らしくなった!オラッ!歩け!(何度も勇者を鞭で虐待する)」
勇者「ううっ……ぐすっ、ひいっ!……ひっく、うぅ……。痛いよぉ……ぐすっ(泣きながら四つん這いで進む)ううっ、ひっく……!(全身傷だらけで血まみれになっている)」
僧侶「………。(悲しそうな表情で見つめる)哀れなお姿ですね……。さあ、参りましょう勇者様!魔王を倒しに!(優しく勇者の手を握る)貴方には私がついておりますわ」
勇者「……魔王を倒して平和な世界を取り戻すんだ……そして皆が平和に暮らせるようにするんだ…それが…俺の使命だから…。(目が虚ろ)」
だが勇者は、この仲間達が嫌いだった。
賢者は口汚く罵り、暴力を振るい、勇者を奴隷扱いするし。戦士は勇者をいたぶりながら練習相手と言ってサンドバッグにするし、踊り子は憂さ晴らしに勇者を虐待する。そして僧侶は……。
僧侶「勇者様!回復魔法をおかけしましょう!(勇者の傷を治す)これでもう安心ですね!さぁ、参りましょう!魔王を倒しに!(手を差し伸べる)」
勇者「……。」
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4 12/03(Sun) 20:05:35W
踊り子「あ……あぁっ……!(勇者の気迫に怯える)た、助けてぇっ!誰かぁっっ!!殺されるわっ!(号泣する。)死にたくないぃっっ!!(号泣する。)」
勇者「(魔王を庇いながら剣を振るい、人間達と戦う。)死ねっ!死ねええぇッ!!(激昂する。)殺すっ!殺してやるっっ!!(まずは踊り子の心臓に剣を突き刺す)」
踊り子「いやああああっっ!!ひいっ……!ひぃいいっ!やめてええぇっ!(悲鳴を挙げる)助けてええっ!誰かあっ!(助けを求めるが誰も来ない。)ひいぃっ……(絶命して倒れる)……。」
魔王「次は貴方よ。(僧侶の喉に魔法を放つ。)死になさい、愚かな人間よ……っ!(僧侶は血を吐いて倒れる。)哀れな者ね……惨めな最期だこと……っ!(嘲笑する)」
僧侶「そん、…な…わたしは、た、だ…ゆうしゃ…さま…を…(絶命し首を切られて倒れる)。……たす、け……て(息絶える)。ご、め……ん……なさ…………ぃ……。(絶命する。)」
魔王「バルド、お怪我はございませんか?(心配そうに見つめる。)」
勇者「大丈夫、俺は平気だよ。エルノンゲールが無事ならそれで良いんだ……。(微笑む)でも……(踊り子と僧侶の死体を見下ろしながら)……いや、他の奴らも早く殺そう。残りは戦士と賢者だ。」
魔王「ハルド…無理はしなくていいのですよ?(バルドに寄り添い)酷い事をされていたとはいえ元仲間なのですから…。(不安げな表情)貴方も辛かったでしょう?可哀想に……(涙ぐむ。)私が側にいますから……ね?(優しく抱きしめる。)貴方に辛い思いをさせたくありませんもの……」
勇者「エルノンゲール……(魔王を優しく抱きしめる。)有難う、でも大丈夫だよ。俺は君を守る為にここにいるんだから。君さえ居ればそれでいいんだ……っ!(微笑む)」
魔王「ハルド……(勇者を抱きしめ返し、涙を浮かべる。)私も同じ気持ちです……貴方が側に居てくれるだけで、私は幸せなのですから。(涙を流す。)泣かないで下さいね、私の愛しいハルド」
そして魔王と勇者は戦士と賢者の元へとやって来た。
戦士と賢者は怯え、身体を震わせながら魔王と勇者を見る。二人は怯える戦士と賢者にゆっくり近づく。そして戦士と賢者は恐怖に震え上がる。
賢者「わしは…わしは……もう、命だけは……どうか許して欲しいのじゃ……!(震え、怯える。)この通りじゃよ……頼む……!頼むから殺さないでくれぇっ!(懇願する。)うぅっ……」
戦士「ゆ、勇者…今まで悪かった……。許してくれぇっ!(号泣する。)もう二度と悪い事はしないっ!約束するからぁっ!(泣き叫ぶ)殺さないでくれっ!許してくれぇええっ!!(号泣する。)」
勇者「何を今更……(剣を構える。)悪いがお前等に恨みはあるんだ……死んでもらうぞッ!!(激昂する。)死ねええっっ!!(剣を振り下ろす。)死ねええっっ!!」
戦士「嫌あああっっ!!(絶叫する。)ああっ!嫌だあっっ!!(絶望の表情を浮かべる。)お願いだっ!助けてくれええっっ!!(泣き叫ぶ。)死にたくないっ!」
魔王「バルド……(勇者の肩にそっと手を置く。)もう良いのです、こんな者達に情けをかける必要はありません。貴方が手を汚す必要もありませんわ……(悲しげに微笑み、そして賢者と戦士を睨み付けながら黒いオーラを放ち魔法を詠唱する)。これで全て終わりです。消えなさい、愚かな者よ……っ!(魔王は魔力を解き放つ)死になさい!(賢者と戦士は黒い光に包まれて消滅した。)」
勇者「終わっ………た……。(剣を下ろすとその場に座り込む)終わったよ、エルノンゲール……!俺、ついに復讐を果たしたよ……(涙を流す。)全て君のおかげだ……っ!有難う……っ!」
魔王「ハルド……(優しく抱きしめる。)お疲れ様でした……よく頑張りましたね。貴方は立派な勇者ですよ……っ!(涙を流す。)こんなに傷ついて……痛かったでしょうに、辛かったでしょうね……!」
その後、魔王軍は人間達を追い詰め、遂に人間達の王を倒す事に成功した。そして勇者は魔王軍の英雄として称えられ、魔王を娶り幸せに暮らしたという。
世界は魔物達が支配する事になったが、エルノンゲールは温厚で無益な争いを好まなかったたため、
人間と魔族が手を取り合って暮らす平和な世界を築く事に成功したという。
5 12/03(Sun) 20:06:39W
エルノンゲールがヤンデレだった場合の奴。

戦士「嫌あああっっ!!(絶叫する。)ああっ!嫌だあっっ!!(絶望の表情を浮かべる。)お願いだっ!助けてくれええっっ!!(泣き叫ぶ。)死にたくないっ!」
魔王「バルド……(勇者の肩にそっと手を置く。)もう良いのです、こんな者達に情けをかける必要はありません。貴方が手を汚す必要もありませんわ……(悲しげに微笑み、そして賢者と戦士を睨み付けながら黒いオーラを放ち魔法を詠唱する)。これで全て終わりです。消えなさい、愚かな者よ……っ!(魔王は魔力を解き放つ)死になさい!(賢者と戦士は黒い光に包まれて消滅した。)」
勇者「終わっ………た……。(剣を下ろすとその場に座り込む)終わったよ、エルノンゲール……!俺、ついに復讐を果たしたよ……(涙を流す。)全て君のおかげだ……っ!有難う……っ!」
魔王「ハルド……(優しく抱きしめる。)お疲れ様でした……よく頑張りましたね。貴方は立派な勇者ですよ……っ!(涙を流す。)こんなに傷ついて……痛かったでしょうに、辛かったでしょうね……!…だから、これから魔王城に閉じ込めます。貴方が傷つかない様に。」
勇者「……え?」
それから魔王はハルドを魔王城の地下室に幽閉し、毎日のようにハルドに会いに来た。時には魔物の肉を持って来てくれたり、美味しい食べ物を持ってきてくれたりした。魔王はハルドに優しく接し、愛情を注いだ。
勇者「エルノンゲール……ここから出してくれないのか?(魔王が持って来たパンを齧りながら言う。)ここは、暗くて寒いし寂しい……。」
魔王「駄目です。この地下室には貴方を閉じ込める為に作ったのですから。貴方はここで暮らすのです……私と一緒にね?(優しく微笑む)寂しいのは我慢して下さい……」
勇者「そんな…俺は何処へも行かないのに……。エルノンゲールの傍にいたいだけなんだ……。(悲しげに魔王を見る)俺は、本当に君だけを愛しているんだ……っ!(叫ぶように訴える)だから、ここから出して欲しいんだよ……っ!」
魔王「駄目ですよ、ハルド。貴方はここで私と一緒に暮らすのです。貴方が私以外の者を見たり、触れたりするのも嫌なのです……。私だけを見て欲しいんですもの……(悲しげに微笑む)」
勇者「エルノンゲール……(魔王の言葉に涙ぐむ。)分かったよ、君の言う通りにする……っ!(泣きながら)俺は一生、君だけを愛して生きるよ……!約束するからっ!」
魔王「ハルド…!」
そして勇者は魔王城の地下での幽閉生活を続けて数十年。
ハルドは80歳になっていた。
魔王の甲斐甲斐しい看病と愛情のおかげでハルドは健康に暮らしていた。食事は魔物や人の肉、野菜や木の実など栄養のバランスが取れた物を食べさせられた。時には魔王城の中庭で、エルノンゲールとピクニックのような事もした。ハルドにとっては幸せすぎる生活だった。そしてそんなある日の事だった……。
勇者「エルノンゲール、おはよう。今日も綺麗だね……。(微笑み)愛しているよ……(キスをする。)ずっと一緒に居ような…。」
既にハルドは80歳だったが、魔王エルノンゲールは魔族であるため美しいままの姿を保っていた。その美貌とスタイルに見惚れていたハルドは思わずうっとりとしてしまう。魔王は優しく微笑み、そっとハルドの頭を撫でた。その優しい手つきにうっとりしてしまう。]
魔王「私もよ、ハルド……。貴方の事を心から愛しておりますわ……(幸せそうに微笑む)もう決して離しませんからね……っ!(強く抱き締める。)ずっと一緒ですわ……っ!」
だが、時は無常だ。
バルドはその翌年、老衰で他界した。ハルドが亡くなっても、魔王は彼に瓜二つの人形を作り、自分が亡くなるまで傍に置き続けた。そしてハルドが死んだ時から五年が過ぎた頃だった……。
魔王「ハルド……貴方は本当に、私を置いて逝ってしまいましたのね……。でも、大丈夫ですよ。私が貴方の傍におりますから……(微笑む)決して離れないと約束したでしょう?私も直ぐに参りますわ……っ!(魔王はハルドの人形を抱き締める)」
執事「魔王様!おやめください!もうハルド様の事は忘れて前に進みましょう!」
魔王「うるさい!私の邪魔をするな!!(執事を魔法で吹き飛ばし、人形のハルドに覆いかぶさる)ああ、やっとこうして二人きりになれましたね……(涙を流す。)私の愛しい人……」
執事「ぐっ…うう…魔王様…何を…するのですか…?」
魔王「お前などもう必要ないのですよ。人形と二人きりにしておくれ……(魔法で執事を部屋から追い出す。)私は永遠に貴方と一緒ですよ……(微笑む。)ずっと、一緒ですからね……」
そして魔王は人形のハルドを抱きしめながら息を引き取った。ハルドの人形は魔王が亡くなった後も、永遠に彼女の側を離れなかったという。めでたし、めでたし……
6 12/03(Sun) 20:08:47W
BADENDルート

勇者「俺は勇者!必ずや魔王を倒し世界に平和をもたらして見せます!」
王「おお…、勇者よ!なんて頼もしいんだ!!」
勇者「魔王を倒し、世界に平和を齎す事……それが我が一族の使命であります!」
民「きゃーー!!勇者様こっちむいてーー!!無事に帰ってきてください!!」
勇者「おお!愛する民たちよ!魔王を倒して必ずやこの城に戻ってこよう!」
子供「きゃあーゆうしゃさ…(転んでしまう)ふええぇ〜〜ん!」
勇者「おお、大丈夫かい?(駆け寄り手を差し伸べる)」
子供「うぅ…うっ、ぐすっ…」
勇者「いい子だ、ほら涙をふいて。君のその綺麗な顔が台無しだぞ?(子供の手を取り立たせる)」
子供「う、うんっ…!」
中年男性「勇者様…なんて清廉で男らしく高潔な方なんだ…。」
中年女性「あの方なら必ず魔王を倒してくれるわ!勇者様!頑張って!」
勇者「(爽やかに)ご声援ありがとうございます!」
そして勇者は最初の村に行き仲間を集める事にした。
そして集まったのは……。
1人目は賢者、2人目は屈強な戦士、3人目は美しい踊り子だった。勇者はこのパーティーで魔王討伐の旅に出発したが…。
賢者「ふああ…おい、勇者。茶を持って来い。」
勇者「えっ?またですか?さっき飲んだばかりじゃないですか」
賢者「黙れ!!(杖で勇者を何度も叩く。)早く持って来い出来損ない!!」
勇者「痛っ!分かりましたよ!ちょっと待ってください!」
踊り子「ねえ?私にもジュース持ってきて!あと、服も買いなさい!!」
勇者「あの……今はそれどころじゃ……」
戦士「勇者ッッッッ!!!!サンドバッグになれやあぁぁ!!!!(勇者の腹にガスッッッッと拳をぶつける)」
勇者「ぐえぇっ!ひ、卑怯だぞ貴様ら!!」
戦士「問答無用!!(ガスッッッッ!!!!ボコォッッッッ!!!!と勇者を殴りまくる)」
勇者「ぐあぁ……ご、ごめんなさい!調子に乗りましたぁ!許してくださいぃぃぃ!!(半泣きで謝る)勇者なのにぃぃぃ!!(ボコォッッ)あうっ!!」
賢者「遅い!!さっさと茶を淹れろ!!(勇者に魔法で電撃を浴びせる)」
勇者「ひぎいぃ!!痛すぎるぅぅ!!(びくびく痙攣して倒れる)……うう、何でこんな事に。俺は勇者なのに……ぐすっ。(泣きべそをかく)ああっ!」
踊り子「ねえ?!ジュース早く持ってきてよ!?この役立たず!死ね!」
勇者「ああっ!痛い痛い!痛いですぅぅ!!(半泣き)……ひ、ひぃっ!(逃げ出した)誰か……助けてぇええ!!勇者を助けてぇえ!!(大声で叫ぶ)うぅ……」
戦士「逃げんじゃねえええ!!!(追いかけて首を絞める)罰として服を脱げ!!(全裸にする)」
勇者「ひいいっ!?そ、そんなぁ……ああっ!やめてください!お願いしますぅぅ!!(半泣きで懇願する)はぁはぁっ……死ぬぅ……死んじゃうよぉ……。誰かぁ、助けてぇえ……!」
賢者「さっさと茶を持って来い!!」
勇者「(お茶とジュースの準備をしながら)……こ、この鬼畜どもめぇぇええ!!(泣きべそをかきながら叫ぶ)畜生ぉぉおお!!覚えてろよぉぉおお!!(泣きながら立ち去る。その後勇者を見た者は誰もいなかった。)」
それから勇者は全裸で森の中に消えて、二度と皆の前に姿を見せる事はなかった……。
そして裸で森を彷徨う勇者は、ゴブリンやオークなどの魔物の集団に遭遇してしまい……。勇者は無惨にも食べられてしまうのだった……。めでたしめでたし。おしまい。チャンチャン♪(ナレーション)

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